2020-03-06 第201回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
ですから、その当時から、やはり鳥インフルエンザ、それから鳥から人に感染し、ヒト・ヒト感染、二〇〇九年の新型インフルエンザは、これは弱毒性でそんなに病原力が強くないインフルエンザでも、ようやく制圧できて、かつ、世界の中でも日本の致死率は一番低かったと承知をしております。
ですから、その当時から、やはり鳥インフルエンザ、それから鳥から人に感染し、ヒト・ヒト感染、二〇〇九年の新型インフルエンザは、これは弱毒性でそんなに病原力が強くないインフルエンザでも、ようやく制圧できて、かつ、世界の中でも日本の致死率は一番低かったと承知をしております。
次回の検疫のことについて、フェーズをつくる、あるいは対策をつくるとき、一方で感染力を縦軸に、そしていわゆる病原力を横軸につくる、やや二次元的なそういう対策をつくる、これが検疫においてもその病原性を含めて多少アジャストするということはこれからの課題で、これは厚生省がすぐにやるべきことだと私は思っています。
御説明のとおり、鳥インフルエンザの変異のものが人に感染をして人から人へ感染を繰り返している間に、病原力、病原体としての非常に強力な形のものに変異するということについて、やはりそれはまあ言葉で言えば新型のインフルエンザウイルスになったと、こういうことになろうかと思います。 それと、今、感染症の類型と病原体の類型の違いについてよく御説明いただきました。
また、他方で、高齢化の進展や、骨髄移植、腎臓移植など免疫抑制を伴った高度医療を受けている患者、また抗がん剤治療を受けている患者など、免疫力の低下した患者に対して、日和見感染のように、病原力の弱い菌により感染症が引き起こってしまうという例も出現をしているところであります。